ハンク・モブレーはジャズが落ち着いた頃の名人です。

ハンク・モブレー（モブリー）の評価はすこし低いのが残念です。時代によると思いますね。ソニー・ロリンズやジョン・コルトレーンのような時代は、まだジャズの方向性を模索していた落ち着きのない時代なので、あらゆる奏法を試していましたが、モブリーのようにその後の時代を継いだものにとっては、聴きやすく、質の良い演奏を目指していた時代だと思いますので、その中ではやはりジャズ史に残る鉄人だと思われます。

Dig Dis

• アーティスト:
• 出版社/メーカー: Not Now UK
• 発売日: 2011/02/22
• メディア: CD

タグ：Hank Mobley

実はジャズ史に残るすごい人 アーマッド・ジャマル

実は、ほとんど知らないので、今まで取り上げてきませんでしたが、本来は、チャーリー・パーカーと並ぶほどのすごい人で、マイルス・デイビスにも影響を強く与えた人であり、まだ活躍されているというジャズピアノの鉄人なのでした。私が知っているのはその程度です。いい感じのピアノの音はどこか懐かしいので、聴いてみてください。

MOODS

• アーティスト:
• 出版社/メーカー: Not Now Music
• 発売日: 2012/05/21
• メディア: CD

JJ・ジョンソンが残した１９５０年大の名演

１９４９年から５０年にかけて残した、JJ・ジョンソンとソニー・スティット、バド・パウエルとの掛け合い演奏です。当時は、マスタリング用の録音は無かったのでしょうか、このアルバムもデジタル・リマスタされて、デジタル音源として販売されているものです。Amazonから。


Blue Mode

タグ：JJ・ジョンソン

ビレッジバンガードでの名演を再現、どの角度から聴いてもアートペッパーが乗っている＾＾；

１９７７年の７月に、ビレッジバンガードで録音されたものですから、結構なお歳で録音したはずなんですが、この名演っぷりはなんでしょう。
どこを切っても、アートペッパー節ですよね。凄いですね〜
ジョージ・ケイブルス(p)、ジョージ・ムラーツ(b)、エルヴィン・ジョーンズ（ｄ）という近年にしては豪華な面々でした。
ジャケットはアートペッパーの文字が青と赤、ゴールドがあるんですが、録音された日によって違うのかも。。。


Saturday Night at the Village Vangurad

タグ：アート・ペッパー

ドクターの異名をもつピアノの鉄人 ギル・エバンス

Gilをジルと発音するのかギルと発音するのか、話題になったことがありますが、ギルが正しいようです。
またビル・エバンスと間違われやすいのですが、全く別人ですし、方向性も全く違います。
ギル・エバンスの場合は、ドクターと言われるように、ジャズにおけるピアノ奏法を研究しており、ビッグバンド・ジャズに革命をもたらしたことで有名です。

また、ジャズの曲そのものの方向性などにも言及するような人といえばなんとなくわかりますよね。その証拠に、あのマイルス・デイビスが好んで組んだ人でもあり、それ故に、マイルスの知恵袋ともいわれていました。ビル・エバンスは、叙情的な奏法の天才です。（１９１２年生まれ、１９８８年没）

Out of the Cool Into the Hot

• アーティスト:
• 出版社/メーカー: Not Now UK
• 発売日: 2012/07/24
• メディア: CD

タグ：ギル・エバンス

これも貴重音源 レスター・ヤングとビリー

コールマン・ホーキンスを紹介したら、レスター・ヤングを紹介しなければジャズを語れませんよね。＾＾；
チャーリー・パーカーに影響を強く与えたのは実は、レスター・ヤングの方だったと言われています。
レスター・ヤングのアルバムは探すのが難しいのですが曲単位ではYouTubeにも結構アップされています。
この音源は、レスターの演奏でビリー・ホリデイが歌っている貴重な音源です。おそらくSPレコードのものですね。ネでしょう？。


曲を集めた後年に作られたものは結構あるんですが。。

レスター・ヤング・メモリアル・アルバム

• アーティスト: レスター・ヤング,カウント・ベイシー
• 出版社/メーカー: SMJ
• 発売日: 2014/03/12
• メディア: CD

タグ：レスター

ジャズ サックスの歴史と言ってもいいほどの人 コールマン・ホーキンス

１９０１年生まれですから、現代ジャズの創始といっても過言ではないチャーリー・パーカーよりも、先の人、つまり、チャーリー・パーカーが影響を受けた人であったわけです。もちろん、レスター・ヤングもその一人ですけどね。レスターは１９０９年生まれですね。
ホーキンスも、レスターも、スイング・ジャズで始まってビバップにまで絡んでいますから、天才たちの一人なんですね。紹介しないわけには行きませんね。
さて、この音源はとても貴重です。もう入手は出来ないです。なんといってもSPレコードの音源ですので。でもその時代に、この演奏は先進だったでしょうね。


さすがのAmazonでもホーキンスやヤングのCDは少ないです。＾＾；

コールマン・ホーキンス[紙ジャケット/初回限定生産]

• アーティスト:
• 出版社/メーカー: Pヴァイン・レコード
• 発売日: 2012/07/18
• メディア: CD

タグ：ホーキンス

たまに聴くとカッコよさがわかるミルト・ジャクソン

ビブラフォンのジャズってあまりイメージにないですよね。だから、聞かなきゃとはなかなかならないもの。クリエイターじゃないのでなかなか解りませんが、ビブラフォンでジャズって難しいのかな。すくなくともピアノのようには行かないですよね。そんなことを考えながら、たまにミルトの演奏を聴くとカッコいいな〜と思うのでした。＾＾；
　
それにしても、コールマン・ホーキンスのテナー・サックスも良いなあ ↓

ビーン・バグズ

• アーティスト:
• 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
• 発売日: 2012/09/12
• メディア: CD

タグ：ビーン・バグス