ヘンダーソンの野心的な作品 ページ・ワン

テナーサキソニストのジョー・ヘンダーソンの野心的な作品ですね。どことなく、ジャズの演奏を作り上げていく過程の段階のものをアルバムにした感じで、この荒削りさがなんとも言えないという人も多いようです、アルバム・タイトルの「Page One」というのも不思議な響きですね。
参加パーソナルには、後のカリスマな人たちばかりなのも面白い作品です。
Personnel
Kenny Dorham -- trumpet
Joe Henderson -- tenor saxophone
Pete La Roca -- drums
McCoy Tyner -- piano
Butch Warren -- double bass

Page One

• アーティスト:
• 出版社/メーカー: Blue Note Records
• 発売日: 1999/04/07
• メディア: CD

タグ：Joe Henderson

テナーサックスの名人にして、ニュージャズを牽引したジョー・ヘンダーソン

マイルスのように、深くインプロビゼーションに入って前衛ジャズに傾倒するでもなく、クロスオーバーでロックなどを取り込むことにチャレンジしたわけでもないのですが、どこかモダンよりも新しいジャズの世界をもって６０年代以降を牽引したテナーサックスの名人ですね。

タグ：ジョー・ヘンダーソン

チャーリー・パーカーに影響されたというけれど・・・ジョー・ヘンダーソン

どちらかというと、ジョン・コルトレーンのような乾いた音で、後にジャッキー・マクリーンに影響したのではないかという気がします。少し前衛ジャズの入り口的な音ですね。もしかすると、前衛ジャズの出現を予見していたのかもしれません。でも、他のアルバムに比べても聴きやすい一枚です。
でも、一曲・一曲を遡って聞いていけば、もっとスタンダードな作品もあると思います。

Four With the Wynton Kelly Trio

• アーティスト:
• 出版社/メーカー: Polygram Records
• 発売日: 1994/11/22
• メディア: CD

タグ：ジョー・ヘンダーソン